チロル 3 Days – 女神の頂 – Hintertux

出発の前日、発熱しました。もはやコロナかどうかもわかりませんし調べる気もありません。ただ、確かなことは、その翌朝5時にスキー・スノーボードに出発すること。明日の朝起きたら熱が下がっていますように。それだけを祈って就寝。どうしても3日間滑りたい!

1日目は氷河のスキー場です。熱っぽいようなだるいようなで、車の中ではぐでーーっとしていました。到着したゲレンデは、ゲレンデの下部で標高1500mなので、この小雪暖冬の2−3月でも下まで雪が付いています。

最上部の標高は3200m。強風でゴンドラが止まっているのかと思いきや、上部のTバーリフトは止まっていましたが、一応最上部まで行くゴンドラは動いていました。最上部は真冬の気温で激寒です。

中間部から上部を見上げると、それはそれは美しい。強風に巻き上げられる雪が、山の怖さを現しているようで畏怖の念を抱かせます。それでいて、険しくも雪を纏った柔らかい形状が女神を彷彿とさせます。女神が居るとしたら女神が造るのはこんな景色ではないかと思うような景色です。I worship the Goddess.

この景色の下は氷河です。体力自慢でも、標高の高い場所に比較的来ていても、気分が悪くなったり頭痛がする標高3200m。少し動くだけで息も絶え絶え。

こういう環境は、日本にはないヨーロッパアルプスのスキー場ならではです。でも、お子さんは高い場所への耐性がまだないので要注意。大人だけが楽しめる場所です。

というわけで、なんとか強風と共存して3200mのゲレンデを楽しむことができました。

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